「大丈夫」なんて言わないでほしい
二人でいても
一人でいる気分になる
君は迷いを抱えている
君は助けを求めている
君は痛みを感じている
「大丈夫」なんて
言わないでほしい
「あなたにはわからない」なんて
言わないでほしい
君のそばにいるのは
僕なんだということを
僕が君に伝えたいのは
いつもそばにいること
ただそれだけなんだ
空が灰色に変わるとき
僕は「ここにいてほしい」と言った
でも君は「そんな気分じゃない」と言った
君を待つ時間は
窒息しそうなくらい苦しい
僕は君を追いかけるべきだろうか
それとも待ち続けるべきだろうか
僕はただ無知なだけなのだろうか
それともわがままなだけだろうか
空が灰色に変わるとき
花は消え入る
君が泣いているのを聞いた
昨晩
君が泣いているのを聞いた
君はただ静かに泣いていた
君の悲しみに寄り添いたい
僕の肩は君を待っているんだ
一生抱きしめていられたら
怖いことなんて何もないのに
君は雨のように正しいし
君は雨のように静かだ
昨晩
君がただ静かに
泣いているのを聞いた