菅原逢生

菅原逢生のブログです。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

後悔しか思い浮かばない

目を閉じると後悔しか思い浮かばない 目を開いても悲しいものしか目に入らない もう二度と見つけられないこれが僕の知っているすべて どれほど君を大切にしても虚しさしか残らない どれほど君を大切にしても軽蔑しか感じられない 僕はまるで幽霊だ美しいこと…

僕は自分を誇れない

僕が倒れたのはいつだっただろうか あれからずっと地べたを這いずっているようだ 僕の失敗を見てほしいもし君がそうできるなら 僕は自分を誇れないそれを知ってほしいんだ 声に出さなかった気持ちがいつまでも心に残り続ける 良い日も悪い日もある僕が君に伝…

夜の中で

夜の中で朝はどこにも見当たらない夜の中で朝はまるで夜のはるか彼方

何かを見つけるのがとにかくとても怖いんだ

本当のことを言おうとすると何度やってもうまくいかなくて僕はそれを自分の中に押し込んだ心の中に閉じ込めたんだ 君の心がわかればどんなにいいだろう君が「愛してる」と言うときそれは真実なのか 静かな夜にもう耐えられない君が僕を見る目はまるで知らな…

君は僕が死んだとでも思っているんだろう

あの頃の時間はもう取り戻せないけど 君がいないとどんどん悪くなってしまう あの頃のようにまた一緒に会えたら もうダメなんだ君が彼に使う「好き」はただの「好き」じゃない 君は僕が死んだとでも思っているんだろう

大声で言わないこと

教えてほしい君が決して大声で言わないことを 教えてほしい君が求める誰かのことを 僕はため息すらも失った僕が決して大声で言わないことだ 僕はいつ倒れてしまったんだもう甘い考えは捨てるけど 二人が大声で言わなかったことは二人がもう他人だってことだ

誰かを失うのは痛すぎる

夕暮れを探していたのに暗闇の中に来てしまった 誰かを失うのは痛すぎる誰かを本当に愛しているときは 壊れても傷ついてもこの痛みになれることはない 君がいなくても起きられるけど君がいないと目が覚めてしまう 誰かを失うのは痛すぎる誰かを本当に愛して…

僕は一人立ち去るだけ

僕は長い宿題をしているでも君はそれを知らない 僕は君の周りにある空気二人の距離など関係ない 僕が傷ついたに過ぎないそれには何の価値もない 失望はただの独りよがり二人をつなぐものもない たぶんきっと君が正しい僕は一人立ち去るだけだ

今日を正しく生きることなんて無意味だ

もう二度と消えることはない 僕はここにいる君のそばにいる 君のすべてに答えたい君を少しでも楽にしたい 君が人生の重さに耐えているとき僕はその重さの全部を背負いたい 今日を正しく生きることなんて無意味だどこにも行けない君の心の痛みに比べたら

君が出ていっても

一人でいるのも悪いことじゃない 部屋の寒さでさえ暖かく感じるから 君が出ていっても君が戻ってきたら 何度でもやり直すよすべて過去のことだから 荷物を降ろしてまたやり直せばいいんだ

全部なかったことにしたい

深い痛みさよならはしたくない 誰かが君を呼ぶ何かが君に覆いかぶさる 落ちる涙全部なかったことにしたい 僕は君のすべてではないと知っていたただ信じられなかった 僕が僕でなければ君は誰かのように僕を選んでくれたのかもしれない #詩

別れの重さ

泳いでも泳いでも君の乗る船には辿り着けそうにない 泳いでも泳いでも満ちていくのは肺の中の悲しみだけ どこまで泳げばいいのか教えてほしい 僕は耐えられる水の重さを背負っても 「一人でいたいの」君が発した別れの重ささえも

何かを手放しても

笑顔が消えていくのは悪いニュースを見たせいじゃない 君はどこにでも行くと言ってくれたつないだ手が冷たくなっていく もう傷付きたくないそれは君も同じ気持ちだろう 別れなんて簡単だ何かを手放してもまた手に入れられる人にとっては

君の笑顔が悲しかった

君の目から涙が落ちるのを拾い集めていた頃 僕が見落としてきた時間の中に美しい光があったかもしれない 君は「さよなら」と告げるのになぜ「おやすみ」なんて言葉を使ったんだろう 別れを決めた時君の笑顔が悲しかったすべてが渇いてしまった

僕はただ

覚えているだろうか僕が君に言ったこと「このコーヒーおいしいね」 君は返事をしなかった君にとって僕は返事する価値すらないのか 人知れず君は優しい心を持っていたそれは今、もうないんだ 全部終わったことなのになぜ思い出すんだろう 僕はただ君が元気か…

僕の中を伝えても

君はいつも不安がっていたいつか僕にひどく傷つけられやしないかと 君はいつもありのままには話さないで僕の腕の中で「YES」と言った 君を助けられず許してほしい 君のやさしさが僕にはとても苦しい 僕の中を伝えても 君の答えは一つだけ