菅原逢生

菅原逢生のブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

間違っていたのは世界の方だ

君が経験したすべて僕は何も知らないまま 暗闇が突き刺さるもう何も痛くないんだ 僕はここにいたかった間違っていたのは世界の方だ 君が悲しんでる未来君を傷付けるもの もう何も知らなくていい間違っていたのは世界の方だ

ずいぶん長い間考えたけど

君の心の中に入りたい ずいぶん長い時間考えたけどずいぶん長い間考えたけどドアはどこにもなかった 数年後僕はまだ君のもの?君はまだ僕の腕の中にいる? 数年後僕は君のものでいられるだろうか君はまだ僕を好きでいてくれるだろうか

僕のようになること

傷付くことも失ったことも暗闇の中でも 僕のようになることそれだけはやめておいた方がいい 笑顔や嘘にうんざりしたり自分が取り残されることにうんざりしたり 心が折れそうなとき居場所がなくなったとき理解されなかったとき 僕のようになることそれだけは…

10年

些細なことがとても寂しく感じるんだ たった1日が10年に感じられた もっと気遣ってあげられなくてごめんなさい 君が思っている以上に君との別れはつらく厳しい 笑わせてくれたこと快適にしてくれたこと 君と離れなければならなくなったときから僕の居場所は…

君ほどの価値はない

空を見上げるとその先に何があるのかわからなくなる 空が澄んでいるとこれからもいつまでも君といたくなる 一人にはなりたくないこんなことを考えるのは君に来てほしいから 迷子にはなりたくない夜明けに輝く光でさえも君ほどの価値はない

さよならも聞けずに

一緒に年を取ると言ったのに生活も時間もあると言ったのに 最期のとき君は僕を捨てて理由すら言わなかった もう年を取ることはないだろうさよならも聞けずにただ凍りついている 人生があると思っていた計画があると思っていた けれど今はさよならも聞けずに…

きっと僕は変わらないだろう

いつからか君の影を踏んでしまっていたのに 誰からもとがめられることなくひどく君を傷つけてしまった 君を探すには空は広すぎるし 君を見失うにはこの部屋は狭すぎる どこに来ても君がいるしどこを見ても君はいない きっと僕は変わらないだろうiPhoneで撮っ…

「大丈夫」なんて言わないでほしい

二人でいても一人でいる気分になる 君は迷いを抱えている君は助けを求めている君は痛みを感じている 「大丈夫」なんて言わないでほしい 「あなたにはわからない」なんて言わないでほしい 君のそばにいるのは僕なんだということを 僕が君に伝えたいのはいつも…

空が灰色に変わるとき

僕は「ここにいてほしい」と言ったでも君は「そんな気分じゃない」と言った 君を待つ時間は窒息しそうなくらい苦しい 僕は君を追いかけるべきだろうかそれとも待ち続けるべきだろうか 僕はただ無知なだけなのだろうかそれともわがままなだけだろうか 空が灰…

街にさよならを

また一歩、もう一歩落ち着かない朝よりも退屈な空の下 また一歩、もう一歩どこに行くのかもわからないまま また一歩、もう一歩干からびた道の果て街にさよならを 汽車に乗ればきっともう終わるかけがえのない一瞬

君が泣いているのを聞いた

昨晩君が泣いているのを聞いた君はただ静かに泣いていた 君の悲しみに寄り添いたい僕の肩は君を待っているんだ 一生抱きしめていられたら怖いことなんて何もないのに 君は雨のように正しいし君は雨のように静かだ 昨晩君がただ静かに泣いているのを聞いた

真実は暗闇の中

僕は君が欲しい僕は役立たずだったかもしれない真実は暗闇の中だけど僕は君が欲しい 僕は君が欲しい僕は愚かだったかもしれない夜寝る時朝起きた時僕は君が欲しい 僕は君が欲しい君の肩は震えていたかもしれない君が泣くのは耐えられない僕は君が欲しい

西の空に沈む夕日

やさしい風が初恋をささやき 春埃立つ片思いは桜色に染まる 両思いになった夏の日二人はキスをした 初秋の訪れとともに強い風が引き裂くロマンス 西の空に沈む夕日は失恋を告げ叶わない恋とあきらめる

泣きながら目覚めた

泣きながら目覚めた方法を教えてほしい 汚名を着せられ悪くなっていく そして毎日それは凍える 僕は間違っていただろうか間違っていたと言ってほしい 暖かい夜を探す完璧な人生を求めない

もう泣きそうだった

もう泣きそうだった君の微笑みに君の正しさに 夢さえもなくなった君の指を見て君の髪を見て 何も届くことはない僕のドアには鍵さえもない 君がくれた夜悲嘆に暮れる

僕がここに留まる理由

僕がここに留まる理由いくつかの1日を見つけた僕は僕を箱の中に入れて箱からの出口を探していた 僕は誰かを心に入れられる生きるために何でもするいつか目的を見つけようそれがここに留まる理由 僕は混乱してるけどそれでいいと思う痛みよりも美しさがあるそ…

君がいなくなったあとも

君を見つけられないのに見つけずにはいられないんだ見つけずにはいられないんだ 君がいなくなったあとも待ち続けている自分に気づく待ち続けている自分に気づく 君を忘れられない毎日は窒息するほど救いようがない窒息するほど救いようがない 君は僕ではない…

いつも一緒にいた それだけが悲しい

強く今唇を噛んだ 君が去っていくドアの音を聞いて 部屋の中に一筋の光 おかえりいつかの孤独 ただいま闇に沈む部屋 いつも一緒にいたそれだけが悲しい

僕はずっと君の味方

いろんな人がいていろんなことを言う 君が出会う明日はどんな明日だろう 君の隣には誰が歩いているだろう ただ言えるのは僕はずっと君の味方だってこと 君の笑った顔がずっと曇らずにいてくれたらいい

君にさよならを言ったあと

君にさよならを言ったあと僕は腕時計を水に浸けて壊したそれから僕の左腕には秒針の動かない屍進むことも戻ることもないただわかるのはあの時のままということすべてはあの時のままということ

君がいなくて寂しい

君がいなくて寂しいベッドの上に寝転がって 何も失っていなかったのに何もかも失ってしまった 君と一緒に飛行機に乗って君と一緒に太陽を浴びた 何のためにこうしているんだろうベッドの上に寝転がって 君がいなくて寂しいいつまでも君のものでありたかった

もし遠くまで歩いたら

もし寂しくなったら君と一緒に年を取る 君と一緒にいたいんだそうなっていることを願う もし目覚めたら君のために目覚める そんな朝を迎えたいそうなっていることを願う もし遠くまで歩いたら君のドアの前で倒れる そんな人生でありたいそうなっていることを…

僕はずっと一人でここにいたのか

いろんな人がいていろんなことを言う 君を傷つける人もいるけど傷つけない人もいる 君はずっと一人だと言った僕はずっと一人でここにいたのか 君はどこかに隠れたいと言っただから町には人がいないんだろう 何かを手放すことと何かを受け入れることは似ている…

コンクリートの冷たい壁がなかったら

君は言う「愛している」 僕はひどく疲れていて鎮痛剤を噛みしめる 僕が君になったら僕は僕に別れを告げるだろう コンクリートの冷たい壁がなかったら僕は倒れていただろう ただ正直に愛を伝えてきたつもりでいたけど うまくいかなかったみたいだ今はただ人ご…

後悔しか思い浮かばない

目を閉じると後悔しか思い浮かばない 目を開いても悲しいものしか目に入らない もう二度と見つけられないこれが僕の知っているすべて どれほど君を大切にしても虚しさしか残らない どれほど君を大切にしても軽蔑しか感じられない 僕はまるで幽霊だ美しいこと…

僕は自分を誇れない

僕が倒れたのはいつだっただろうか あれからずっと地べたを這いずっているようだ 僕の失敗を見てほしいもし君がそうできるなら 僕は自分を誇れないそれを知ってほしいんだ 声に出さなかった気持ちがいつまでも心に残り続ける 良い日も悪い日もある僕が君に伝…

夜の中で

夜の中で朝はどこにも見当たらない夜の中で朝はまるで夜のはるか彼方

何かを見つけるのがとにかくとても怖いんだ

本当のことを言おうとすると何度やってもうまくいかなくて僕はそれを自分の中に押し込んだ心の中に閉じ込めたんだ 君の心がわかればどんなにいいだろう君が「愛してる」と言うときそれは真実なのか 静かな夜にもう耐えられない君が僕を見る目はまるで知らな…

君は僕が死んだとでも思っているんだろう

あの頃の時間はもう取り戻せないけど 君がいないとどんどん悪くなってしまう あの頃のようにまた一緒に会えたら もうダメなんだ君が彼に使う「好き」はただの「好き」じゃない 君は僕が死んだとでも思っているんだろう

大声で言わないこと

教えてほしい君が決して大声で言わないことを 教えてほしい君が求める誰かのことを 僕はため息すらも失った僕が決して大声で言わないことだ 僕はいつ倒れてしまったんだもう甘い考えは捨てるけど 二人が大声で言わなかったことは二人がもう他人だってことだ