菅原逢生

菅原逢生のブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

誰かを失うのは痛すぎる

夕暮れを探していたのに暗闇の中に来てしまった 誰かを失うのは痛すぎる誰かを本当に愛しているときは 壊れても傷ついてもこの痛みになれることはない 君がいなくても起きられるけど君がいないと目が覚めてしまう 誰かを失うのは痛すぎる誰かを本当に愛して…

僕は一人立ち去るだけ

僕は長い宿題をしているでも君はそれを知らない 僕は君の周りにある空気二人の距離など関係ない 僕が傷ついたに過ぎないそれには何の価値もない 失望はただの独りよがり二人をつなぐものもない たぶんきっと君が正しい僕は一人立ち去るだけだ

今日を正しく生きることなんて無意味だ

もう二度と消えることはない 僕はここにいる君のそばにいる 君のすべてに答えたい君を少しでも楽にしたい 君が人生の重さに耐えているとき僕はその重さの全部を背負いたい 今日を正しく生きることなんて無意味だどこにも行けない君の心の痛みに比べたら

君が出ていっても

一人でいるのも悪いことじゃない 部屋の寒さでさえ暖かく感じるから 君が出ていっても君が戻ってきたら 何度でもやり直すよすべて過去のことだから 荷物を降ろしてまたやり直せばいいんだ

全部なかったことにしたい

深い痛みさよならはしたくない 誰かが君を呼ぶ何かが君に覆いかぶさる 落ちる涙全部なかったことにしたい 僕は君のすべてではないと知っていたただ信じられなかった 僕が僕でなければ君は誰かのように僕を選んでくれたのかもしれない #詩

別れの重さ

泳いでも泳いでも君の乗る船には辿り着けそうにない 泳いでも泳いでも満ちていくのは肺の中の悲しみだけ どこまで泳げばいいのか教えてほしい 僕は耐えられる水の重さを背負っても 「一人でいたいの」君が発した別れの重ささえも

何かを手放しても

笑顔が消えていくのは悪いニュースを見たせいじゃない 君はどこにでも行くと言ってくれたつないだ手が冷たくなっていく もう傷付きたくないそれは君も同じ気持ちだろう 別れなんて簡単だ何かを手放してもまた手に入れられる人にとっては

君の笑顔が悲しかった

君の目から涙が落ちるのを拾い集めていた頃 僕が見落としてきた時間の中に美しい光があったかもしれない 君は「さよなら」と告げるのになぜ「おやすみ」なんて言葉を使ったんだろう 別れを決めた時君の笑顔が悲しかったすべてが渇いてしまった

僕はただ

覚えているだろうか僕が君に言ったこと「このコーヒーおいしいね」 君は返事をしなかった君にとって僕は返事する価値すらないのか 人知れず君は優しい心を持っていたそれは今、もうないんだ 全部終わったことなのになぜ思い出すんだろう 僕はただ君が元気か…

僕の中を伝えても

君はいつも不安がっていたいつか僕にひどく傷つけられやしないかと 君はいつもありのままには話さないで僕の腕の中で「YES」と言った 君を助けられず許してほしい 君のやさしさが僕にはとても苦しい 僕の中を伝えても 君の答えは一つだけ

憂鬱の波

深い夜の中で君の声が聞こえたら どんな映画の途中でも暗い海が見たくなる そして小田急線に乗る窓の外を通り過ぎる影 君の住む家まで僕を連れて行ってくれ “寄せては返す憂鬱の波” 小田急線は走り続ける僕を連れていくために 2人が海に沈むまで

君がいなくて寂しい

努力してる努力してるでもわかってる 1人の夜に体と心が震える夜にどこにも行けなくなることを 努力してる努力してるんだでもわかってる 僕の手の上に置かれた君の手は世界のどこにもないことを どうすればいいのかわからないけれど君がいなくて寂しい